分光システム
HARPIA-TA
過渡吸収分光システム
UVからMIRまでのポンプ–プローブ測定に対応するコンパクトな過渡吸収分光計です。蛍光、マルチパルス、フラッシュフォトリシス測定用モジュールを備えています。
特長
- UVからMIRまでの測定範囲
- 高繰返し周波数に対応
- TA、蛍光、FSRS用モジュール
- 8 nsの遅延範囲と8.3 fsのステップ(UV-VIS)
- Ybまたはチタンサファイアポンプと組合せ可能
適用分野
仕様
HARPIA-TA – 過渡吸収およびポンプ–プローブ
| 構成 | UV-VIS | UV-VIS-NIR | MIR |
|---|---|---|---|
| プローブスペクトル範囲 | 350 – 1100 nm 1) | 350 – 1600 nm 1) | 2000 – 13 000 nm 2) |
| ポンプ範囲 | 240 – 2200 nm 2) | 240 – 2200 nm 2) | 450 – 2200 nm 3) |
| 遅延範囲(分解能) | 8 ns (8.3 fs) | 8 ns (8.3 fs) | 4 ns (4.2 fs) |
| 時間分解能 | ≤ レーザーパルス幅 | ≤ レーザーパルス幅 | ≤ レーザーパルス幅 |
| レーザー繰返し周波数 | 1 – 100 kHz | 1 – 100 kHz | 1 – 100 kHz |
| 最大データ取得レート | 3850 Hz | 3850 Hz | 100 kHz |
| モード | 反射および透過 | 反射および透過 | 反射および透過 |
- Ybベースのレーザーシステムを用いるポンプ–プローブ測定では、レーザーの第2高調波および基本波長に相当する515 nmと1030 nmにブラインドスポットが生じ、強いポンプ散乱が正確な検出を妨げる場合があります。
- 範囲はOPAの出力スペクトルによって決まります。
- 波長範囲は240 – 700 nmに構成できます。
HARPIA-TA-FP – フラッシュフォトリシス – ナノ秒過渡吸収
| モジュール | HARPIA-TA-FP | HARPIA-TA-FP | HARPIA-TA-FP-UV | HARPIA-TA-FP-UV |
|---|---|---|---|---|
| HARPIA-TA構成 | UV-VIS | UV-VIS-NIR | UV-VIS | UV-VIS-NIR |
| プローブスペクトル範囲 1) | 450 – 1100 nm | 450 – 1600 nm | 350 – 1100 nm | 350 – 1600 nm |
| ポンプ範囲 | 240 – 2200 nm 2) | 240 – 2200 nm 2) | 240 – 2200 nm 2) | 240 – 2200 nm 2) |
| 遅延範囲 | 最大485 μs | 最大485 μs | 最大485 μs | 最大485 μs |
| 時間分解能 | 2 ns | 2 ns | 1 ns | 1 ns |
| プローブレーザー繰返し周波数 | 1850 Hz | 1850 Hz | 1850 Hz | 1850 Hz |
| 最大データ取得レート | 3850 Hz | 3850 Hz | 3850 Hz | 3850 Hz |
| モード | 反射および透過 | 反射および透過 | 反射および透過 | 反射および透過 |
- ナノ秒レーザーシステムを用いるポンプ–プローブ測定では、レーザーの基本波長に相当する1064 nmにブラインドスポットが生じる場合があります。
- 範囲はOPAの出力スペクトルによって決まります。
HARPIA-TF – カーゲート、蛍光アップコンバージョンおよびTCSPC
| 測定手法 | カーゲート | 蛍光アップコンバージョン | TCSPC |
|---|---|---|---|
| スペクトル範囲 | 380 – 1000 nm | 330 – 820 nm 1) 2) | 220 – 820 nm 3) |
| ポンプ範囲 | 240 – 2200 nm 4) | 240 – 2200 nm 4) | 240 – 2200 nm 4) |
| 時間分解能 | ≤ 1 ps | ≤ 1.4 x レーザーパルス幅 | < 180 psまたは< 50 ps |
| 遅延範囲(分解能) | 8 ns (8.3 fs) | 8 ns (8.3 fs) | 5 μs 5) |
| 対応対象 | TCSPC | TCSPC | カーゲートまたは蛍光アップコンバージョン |
| 検出器 | CCD | PMT | PMT |
| モード | 透過 | 透過 | 反射および透過 |
- 蛍光検出範囲は最大1600 nmまで拡張できます。
- 高調波の重なりにより、蛍光検出では343 nm、515 nm、1030 nmにブラインドスポットが生じる場合があります。
- 追加のNIR検出器によりスペクトル範囲を拡張できます(測定範囲1000 – 1700 nm)。
- 範囲はOPAの出力スペクトルによって決まります。
- FIFOベースの取得により、より長い時間スケールの過程を監視するため、時間窓を最大~1 sまで拡張できます。
HARPIA-TB – FSRSおよびマルチパルス時間分解過渡吸収
| 測定手法 | マルチパルス実験用ポンプ | FSRS 1) |
|---|---|---|
| プローブスペクトル範囲 | HARPIA-TAの構成に依存 | 350 – 1100 nm 2) |
| ラマンスペクトル範囲 | n/a | 700 – 2000 cm⁻¹ |
| 許容波長範囲 | 450 – 2200 nm 3) | 450 – 2200 nm 3) |
| 遅延範囲(分解能) | 4 ns (4.2 fs) | 4 ns (4.2 fs) |
| モード | 透過 | 透過 |
- 結果は、PHAROSフェムト秒レーザー、ORPHEUS-HE OPA、ならびにSHBCとORPHEUS-PS OPAを組み合わせた特定のシステム構成で得られました。測定は10 kHzの繰返し周波数で、540 nmの励起ポンプと450 nmのラマンポンプを用いて実施しました。試料にはβ-カロテンを使用しました。
- 本システムでは、レーザーの第2高調波と基本波長に相当する515 nmおよび1030 nmにブラインドスポットが生じ、強いポンプ散乱が正確な検出を妨げる場合があります。
- 波長範囲は240 – 700 nmに構成できます。
寸法
| モデル | 外形寸法 (L × W × H) 1) |
|---|---|
| HARPIA-TA | 730 × 420 × 183 mm |
| HARPIA-TA試料室面積 (L × W) | 205 × 216 mm |
| HARPIA-TF | 571 × 275 × 183 mm |
| HARPIA-TB | 670 × 252 × 183 mm |
- 外付け分光器を使用しない場合。