レーザー光源開発
キャリア包絡位相安定化
キャリア包絡位相は高エネルギー・アト秒実験と分光の精度を決める。
製品紹介
CEPとは何か
レーザーパルスの電場は、キャリアと呼ばれる正弦波振動に、緩やかに変化するエンベロープ関数を乗じたものとして記述できる。パルスが媒質中を伝搬すると、色分散および光学非線形性によりキャリア波とエンベロープの相対位置が変化し、位相速度と群速度の差が生じることがある。キャリア・エンベロープ位相(CEP)は、キャリア波の光学位相とエンベロープ位置との差として定義される。CEPは、高エネルギー実験およびアト秒実験、ならびに超高速分光測定の精度を決める。キャリア・エンベロープオフセット(CEO)は、パルス間のCEP差として定義される。
時間領域におけるCEP
時間領域におけるキャリア・エンベロープ位相(CEP)。
ロックの方法
PHAROSレーザーおよびFLINT発振器には、出力パルスのCEP安定化用フィードバック電子回路を装備できる。発振器のCEOは繰り返し周波数の1/4に能動的にロックされ、標準偏差は100 mrad未満である。増幅器およびユーザー装置内で生じるCEPドリフトは、完全なPHAROS能動CEP安定化パッケージの一部であるループ外f–2f干渉計によって補償できる。複雑なOPCPAシステムでもCEP安定化は実現できる。
PHAROSの長期CEP安定性
200 kHzにおけるPHAROSの長期CEP安定性。
FLINT発振器の位相雑音
CEPロックされたFLINT発振器の位相雑音データ。


